こんにちは!まやです!
本日は、妊娠中に派遣更新を拒否された場合についてのお話だよ!
産休に入るまで無事に派遣更新してもらえるか超不安!!
有期雇用の派遣で働いている妊婦さんで「妊娠を理由に契約を切られる可能性はあるの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
有期雇用は常に契約更新がされないリスクがある中で、更に妊婦として働くというのは正直楽なことでは有りません。
私自身も派遣社員として、色んな不安を抱えながら、産休取得可能になる出産予定日の6週間前ギリギリまで勤務をしました。
幸い妊娠中の体調が体調が安定していたことと、職場の理解が大きかったことから最後まで勤め上げることができましたが、これはある意味ラッキーだったのだと思います。
今回の記事では「派遣妊婦さんの妊娠中についての仕事への心構え」と、「契約更新されなかった場合の対処法」をまとめました。
「妊娠」を理由にした派遣契約の解除は違法!
「妊娠」したことを理由に派遣先企業が派遣契約を解除することは違法だよ!
もし派遣先企業に妊娠を報告し「明日からもう来なくていいよ」などと言われた場合も、契約自体を解除することは法律上できません(そんな事言う企業に務めたいかは別として…)。
派遣元の担当者に即刻相談をしましょう!
もし妊娠を理由に不当な扱いを受けたと感じる場合は労働局に相談することもできるよ!【厚生労働省】「総合労働相談コーナー」
「表向き」は妊娠以外を理由に契約終了となることはありえる…
派遣先企業は妊娠を理由に「契約解除」をすることはできませんが、「契約更新」を拒否することは実は法律上の問題は有りません。
派遣元との関係性もあるので、一般的には妊娠を理由にはせずに、実際は別の理由での契約終了となる事が多いよ。
妊娠している・していないに関わらず、以下のような理由で派遣先から契約終了されることがあります。
- 勤怠状況が悪い
- 勤務態度が悪い
- 社内コミュニケーションがとれていない
- スキルが不足している
- 社内事情(派遣が行っていた業務を社員がすることになった 等)
表向きは妊娠を理由にはしないけれど、「勤務態度が悪いから」「社内事情による人員削減」などといった理由で契約終了とされる場合もありえるということです。
派遣妊婦さんの仕事への心構えで大切なこと
- コミュニケーション(社内外、派遣先・派遣元と良好な関係を築けているか)
- スタンス(仕事に対して誠実さや前向きさをもっているか)
- ビジネススキル(PCスキルや専門知識を持っているか)
- ビジネスマナー(敬語の使い方、服装や所作、メールマナーなどはきちんとしているか)
- 勤怠状況(急な休みや遅刻早退がなく安定して勤務しているか)
大きく5つの項目にわけてみましたが、普段の自分自身に当てはめてみていかがでしょうか。
営業職などの場合は上記に加えて、目標を達成できているかなど定量的な部分も更新の判断基準になってきます。
現職で多くの派遣社員と接する機会がありますが、「派遣だから」と様々な場面で少しルーズになりがちな人もいれば、社員と同様に仕事に前向きに取り組む姿勢を示してくれる人もいます。
もし、どちらか1人しか契約更新できないとしたら。
たとえ妊婦さんだとしても後者の人が選ばれる可能性が高いのではないでしょうか。
要は「少しでも長く一緒に働きたい」と思ってもらえる人であることが、シンプルだけど大切なことです。
普段からの勤務態度や派遣先との良好な関係づくりが大前提だな!
とはいえ妊娠中の体調不良などでやむを得ず欠勤等が続く場合も考えられますよね。
また、立ち仕事が多い業務なども含め、就業に不安がある方もいるかと思います。
そんな場合は「母性健康管理指導事項連絡カード」を医師に記入してもらいましょう。
こちらを提出された場合、派遣先・派遣元双方で母性健康管理の措置を実施する義務があります。
■リンク:母性健康管理指導事項連絡カードの活用方法について(厚生労働省HP)
使える制度はしっかり利用して、体調管理をしながら無理のない範囲で勤務しよう!
まや が妊娠中に心がけていたこと
余談にはなりますが、私自身はどちらかと言えば安定した妊娠期を過ごせたほうなのですが、それでもつわりの時期は本当に辛かったですし、お腹が大きくなってくると通勤が大変だったり、いつもとは違ったお腹の張りを感じて不安になったり。
「もし明日急に切迫早産で絶対安静な状態になってしまったら」を常に頭において仕事を進めていました。
具体的には、以下のようなことを行っていました。
- 常にその日の仕事はやりきって帰るスタンスで動く
- 終わらない分は他の人が見てもすぐにわかるように進捗メモをつけておく
- 翌日対応が必要な仕事がわかっていれば、派遣仲間に「万が一」の場合の引き継ぎをしておく
- 今自分が受け持っている仕事のマニュアル整理をしておく
急な欠勤が発生しても職場への影響が最小限になるように常に心がけていたよ!
産休まであと少し…!なのに契約終了となった場合は…
産休・育休を希望しているのに、様々な理由で産休に入る前に派遣先から契約を終了されてしまった場合は、どうしたら良いのでしょうか。
すぐに派遣元に相談する!
とにかく産休取得予定まで雇用を継続してもらうことが第一です。すぐに派遣元の担当者に相談しましょう!
- 今の派遣先で就業条件を変えてでも、どうにか更新してもらう
- すぐに新しい派遣先を探してもらう
- 派遣元会社でアルバイト就業させてもらう
まずは今の派遣先で、例えば「8時間勤務→6時間勤務」「週5→週4」、といった形で就業条件を変えて、産休まで継続してもらえないか派遣元から派遣先に交渉をしてもらいましょう!
派遣先によっては検討してくれる場合もあります。
もう一つはすぐに別の派遣先を探してもらうことです。
とは言え、身重の妊婦さんを新規採用してくれる企業はなかなかないのが現実なので、最終的には派遣元企業でアルバイト等の直接雇用をしてもらえないか交渉してみるのも一つの手段として覚えておきましょう!
派遣元担当者と良好な関係を築いておくのも大切だね!
それでも契約終了となった場合は次の働き方を見つけるチャンスと捉える
残念ながら様々な理由で契約更新されずに、産休・育休の取得ができないというケースもありますよね。そのまま出産・育児に専念する方もいらっしゃると思いますが、「仕事を続けたい」「収入が途絶えるのは不安」という場合は、フルリモートでできる仕事にチャレンジするというはいかがでしょうか。
妊娠中にリモートで仕事をする体制を築いておけば、出産後に自分の好きなタイミングで自宅で仕事もできます。最近ではフルリモートに特化したサイトなどもありますよ。
まとめ
- 「妊娠」を理由にした解雇は違法!
- 妊娠以外を表向きの理由として解雇をされることはあり得る!
- 普段から真面目な就業態度で、「一緒に働きたい」と思ってもらえる派遣社員であること!
- 産休前に契約終了になってしまったら、派遣元に相談!
産休までどうにか継続できるように頑張るぞ〜!
産休前まで働くのは結構大変なことだから、無理はしないでね!
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