- 有期雇用の派遣で、産休育休を取得したい!
- 派遣元との交渉の仕方を知りたい!
- できるだけトラブルなくスムーズに産休育休を取得したい!

こんにちは!まやです!
今日は派遣会社との産休育休取得の交渉について解説していくよ!

あ!まや ちょうどよかった!
お世話になってる派遣会社にちょっと殴り込みに行くから付き合ってくんない?

登場の瞬間からサラッと物騒な発言何事!

派遣社員って産休育休を取らせてもらえないんだろ?
せっかく1年以上コツコツ頑張ってんのにさ〜。だから殴りこ…

色々飛躍しすぎてるから一旦落ち着いて!?
お世話になってるんでしょ?
有期雇用の派遣社員でも、条件をクリアしていれば産休育休の取得は可能です!
- 同一事業主に引き続き1年以上雇用されている
- 子供の1歳の誕生日以降も引き続き雇用されていることが見込まれる
- 子供の2歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことが明らかでない
- 週の所定労働日数が3日以上
詳しくはこちらの記事にも書いているよ!
でも実際はスムーズに取得できないケースもまだまだあります。有期雇用で一番ネックになるのは「雇用の継続」の部分。
この記事では雇用継続の交渉についてスポットを当てて書いていきます!

実際に私自身も、有期雇用の派遣社員として
産休育休取得→復帰経験アリ!
殴り込む前に私の話を聞いてください〜!

おお!
派遣会社との穏便な交渉の仕方、教えて教えて!
交渉①今の派遣先で産休育休中も契約更新してもらえるか

穏便な交渉術…
それは段階を踏んでじわじわと攻めること…
まず妊娠を派遣元に報告した際に、「産休育休を取得したい」という希望をはっきり伝えましょう!

派遣元に伝えるときは「産休育休の後も派遣として仕事を続けたい!」と堂々と前向きな伝え方をすることが大切!

「当然取れますよね?!」と圧をかけるってことだな!

ちょっと黙ってて(圧)
もし、今の派遣先での復帰を希望するなら、派遣元を通して派遣先に交渉してもらうこともできます。が、コレはなかなかハードルが高いです。
企業側が派遣を雇う理由の一つは「有期雇用」で雇える事。つまり人の入れ替えが簡単にできることがメリットなんですよね。
なので、なかなか代わりの人が見つからないような専門性の高い仕事であったり、
そこまで人員の必要に迫られていない、できれば慣れた人に戻ってきてほしいといった場合でない限り、同じ派遣先に戻ることはかなり難しいことが多いです。

でも、どうせダメでしょ…とハナから諦めるよりも、まずは自分の希望を伝えてみて!派遣元から派遣先に交渉してもらうことで、あなたの仕事を続けたいという”本気度”が伝わることも!
交渉②派遣元の直雇用に切り替えてもらえるか
こちらの交渉が大本命。
今の派遣先で「契約更新は難しいけど、もし○○さんが戻ってきてくれるのなら嬉しい」と言ってくれることもあります。
それならば、産休育休中は派遣元の直雇用に切り替えてもらい、復帰の時点で今の派遣先に戻る…ということが可能か派遣元に交渉してみましょう!

もちろん戻れるかどうかは派遣先との”口約束”なので、
実際にその時になってみたら、やっぱり復帰させてもらえなかった、なんてこともありえます。

その場合は「裏切られた〜」なんて思わず気持ちを切り替えて新しい派遣先を見つけてもらうしかないよな。

さっきまで殴り込みしようとしてた人の発言とは思えないな。
派遣先で「契約更新は無理。人も足りなくなるから新しい人を入れたい」ということも当然あります。というかこのパターンがほとんど。
その場合は、「産休育休を取って、継続して派遣で働いていきたいので、派遣元で直雇用してもらえませんか」と派遣元に交渉してみましょう。
まや が派遣元直雇用の交渉をする時に伝えたこと
①育休復帰の”本気”を伝えるための保活アピール!

私の場合待機児童の多い地域だったこともあって、妊娠中から保活をスタートしたよ。
派遣元にも復帰のために動いている事をアピール!

たしかに地域によっては生む前から保活しなきゃだよな。
②今の派遣先からの評価アピール!

これは自分からアピールするというよりは派遣先の方がすごくアピールしてくれた…(契約更新は社内ルールで難しいけど、戻ってきてほしいと言ってくれた)

普段から派遣先での真面目な就業態度とか、良好な関係を築いておくって大事だな!
アピールが効いたのかわからないけど、派遣元の営業担当も、管理部門の担当者も「まやさんが産休育休を取得するには…」を前提に色々と動いてくれたよ!
当時、小さな会社でまだ誰も派遣で産休育休を取得したことがなかったもんだから、結構社内でバタバタしたみたいです…。
③交渉決裂!?最後の手段、労働局へGO!
派遣元での直雇用についても「NO」が出た場合は、諦める前に最後の一手。
■総合労働相談コーナーのご案内(厚生労働省HP)

厚生労働省管轄の労働局に相談してみよう!

おおおお役所怖いいい!

いやいや!どんなイメージ!?
私も相談行ったけど、超優しかったから安心して!
派遣元の対応が悪質と判断された場合は労働局から指導をしてもらえることがあります。例えば、妊娠を理由に契約を切られたとか、マタハラをされたといった場合ですね。
ただ「雇用の継続が難しい」という一点だけでは、決して悪質なわけではないんですよね。指導対象にはならない事がほとんどなので、あくまで相談ベースであるという前提をお忘れなく!

ちなみに私の場合は、「労働局に相談に行った」と伝えたらすぐに派遣元から「産休取得OK」のお返事をもらえたので、相談ベースでも派遣元が動いてくれる可能性はあります!

最後の手段として覚えておくよ!
妊娠中に色々と交渉することにストレスを感じたら…

いろいろ交渉方法を教えてもらったけど、結構大変だな…。
タダでさえ体調も不安定なのに、保活したり労働局に相談しにいったり…

そうだね。取得できるかどうなのか、不安とストレスを抱えながら
派遣元と交渉を重ねたり、相談しにいったりするのは正直しんどいことだよね。
一番大切なのは自分の身体と、子供が無事に生まれてくることだから、無理は禁物だよ!

有期雇用の派遣の産休育休がもっと取りやすくなるといいよな

これから育休制度の法改正も進んでもっと取りやすくなることを願っているよ!
それから、派遣会社に登録をする時に、産休育休の取得実績が多い派遣会社を選ぶことも大切だね!

とりあえず殴り込みはせずに、落ち着いて交渉してみるわ!

そうだね!
お世話になった会社と穏便に話し合うことも大切だよね!(ほっ…)
それではまた!
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